Interview

Profile

大学生の頃から趣味でアクセサリーを作り始め、マルシェなどで販売。「卒業後もモノづくりに携わる仕事がしたい」という想いが元林への入社の決め手となった。入社後は営業事務・開発・企画営業と様々な業務に携わり、好奇心旺盛が功を奏してオールマイティな知識と経験を培う。副業として今もアクセサリー作りを続けている。夢は仕事を通じて「アンパンマンのように皆を幸せにしたい」。仕事でもプライベートでも好きなことを自然体で貫いている。

「好きなことを仕事にしたい」という思いが入社の決め手

元林に入社しようと思った決め手は?

大学時代にアクセサリーを作り始めて、大好きなマルシェでアクセサリーを販売していました。そうしたことから卒業後はモノづくりや広告など、何かを作り出すことを仕事にしたいと思っていました。私は就活スタートの時期とコロナがほぼ重なってしまい、コロナ真っ只中に思いがけず元林からオファーをいただきました。元林のHPを見てみると100均の商品なども作っていることがわかり、そこに惹かれました。モノ作りをしたいという想い、そして元林が雑貨全般を作っているので知識や経験を身につけられるかなと思ったのが入社の決め手です。

元林に入社後、今の業務に至るまで

入社して7月に営業事務に配属されました。データを出力したり、営業の実績を集計して配信したり、商品がちゃんと店舗に届いているかなどの受注確認を約半年に渡ってしていました。そのときから企画営業に興味があって、リーダーに教わったりしていました。営業事務の後は、クラフトやマスキングテープの開発を学び、営業が決めてきた商品の品質や納期を管理する仕事に就きました。そのときも同時並行で企画のことを学んでいました。その後は今のPSPQ(プランナー+開発業務)で企画から開発までを一貫して行っています。営業事務からSPQ(開発業務)、PSPQ(プランナー+開発業務)とすべてを経験している人があまりいないので、そこを経験していることは自分の強みになっていると思います。

いまは市場調査から企画を練り込み、提案して方向性がOKだったら見積り⇒サンプル依頼して、デザイナーと一緒に商品を作りこんでいきます。パッケージデザインのすり合わせにも関わるので、ほぼすべての工程に携わっています。企画立案からモノづくり、そして最後の納品まで。これが1つの商品にかかる一連の作業になりますが、そうした作業を同時並行的にいくつも抱えています。プランナーは月2回、商品提案をします。プランナーは私以外にも多数いますので、元林では毎週商品が出ていて、商品がでない週はないですね。こうした業務は自分のしたいことでもあったので、いまは望んだ仕事に就けていると満足しています。

■入社してからこれまでの、自分で感じる成長や気づき

いろんな経験をたくさん積むことで、今まで気づけなかったことに気づけるようになりました。

仕事は一人ではできませんよね。仕入先さんから当社の仕入課・貿易課・品管管理課など、あらゆる面でサポートしてくださる皆さんがいるので、モノを作ることができる。仕入先さんや先輩に助けていただいたことがたくさんあります。みんなつながっていて、私は全体の中の一部なんだという気づき。サポートしてくださる皆さんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

「開発」と「プランナー」の分業制が一気通貫となる

これまでは仕入先さんとのやり取りは開発、お客さんとのやり取りはプランナーなど分業制になっていましたが、今後はこの業務を1人ですべて行うことになりました。仕事の量は増えますが、一気通貫できる分すべてを行えるというのはメリットでもあります。

事務の業務を知っているからこそ、店頭販売までのスケジュール感(逆算の仕方など)が身についている。また、これまではクラフト系でマスキングテープやビーズを作っていましたが、今はインテリアを担当しているので、モノづくりがより複雑になりました。インテリアの場合は材質もいろいろで、ここはどんな材質にする?から考えたりします。さらにモノづくりでは想定外のことも起こったりしますので、経験値が上がりました。

仕入先さんは海外が多いので、やり取りは基本的に英語です。学生の頃は英語が好きという程度で、これほどまでに仕事で英語を使うとは思ってもいませんでした。

■仕事で気づいた自分の適性

入社当初は事務業務に配属されましたが、どうも体にあわず。。。半年経った頃に、これはもう無理だと思いました。「私はもうちょっと別の場所のほうが輝けると思う」と気づき、それを上司に伝えたところ、上司もその想いを受け止めてくれて、人事に相談して違う業務に就けるよう取り計らってくれました。

アクセサリーを作っていた時もそうでしたが、何かを作り出すというのがとても好きですし、得意だと思います。学生時代はアルバイトでアパレルで働いていたこともあり、トレンドの変化を察知して提案するという仕事のほうが私は得意。それは仕事をして気づけたことだと思います。

それが今のキャリアの流れにつながっています。

■元林の社風、職場の雰囲気

私は元林しか知りませんが、上司も話を聞いてくれるし、日常会話ベースで話しかけてくれるし、困ったら相談しやすい人がいます。友人の話を聞いていると、元林はいい会社だなと思います。

意見を言いやすい環境があるし、それをちゃんと聞いてくれる人がいる。そういう雰囲気というか文化があります。だから、のびのび働いている感じはありますね。

副業が許されているのも、うれしい

仕事しながらアクセサリーの仕事もしています。大学時代から作りためていた作品はいまはお店に置いてもらっています。売れると、連絡がくる感じですね。出展も定期的にしています。

最近は出展できていなかったので今年はしたいなと思っています。こうした副業が許されているのもありがたいです。

入社1年目は両立するのが大変かもと思うこともありましたが、今は仕事にも慣れてきて、アクセサリー作りも楽しんでいます。アクセサリー作りが息抜きにもなっているので。好きなことが仕事でもプライベートでもできるのがいいですね。

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